お宿の目玉。
憧れの五右衛門風呂です。
実は一回も入ったことないのです。薪でトロトロとあっためるから、身体のぬくもり方が違うみたいですね。
五右衛門風呂の施工は、隣村のベテラン左官の親方さん(御歳81歳!)にお願いしました。
なんと五右衛門風呂施工は50年ぶりとのことですが、流石プロ!のお仕事に惚れ惚れしています。
同じ村のお世話になっている先輩も左官やさん。親方のお弟子さんです。
「昔は、もの言うてくれんかった」
相当厳しかったようです。
今は息ぴったり。
慎重に焚き口を確認しながら基礎を固めているところ。
納得がいくまで一切妥協を許さない、親方の背中。
前方後円墳のようなかたち。
親方の持っている焚き口の前に写っている鉄格子。。
「ロストル」といって、風の通りをよくして燃焼を助けてくれるものなのですが、(キャンプの焚き火台や焼き鳥屋さんでも使われる)
親方から何度聞いても
「ドストル」
としか聞こえず。。必死に検索するも見つからず。。
「ロストル 」とわかるまでちょっと時間がかかったというお話(笑)
わたしは生まれも育ちも播州ですが、播州弁のなかでも「瀬加弁」はなかなかディープでおもしろいです◎